当院の歯科ドックは脳神経外科、眼科を併設しているために他科との連携での歯科ドックであり、“歯科疾患の早期発見”“全身疾患との関連性”を詳しく検査できる点が特徴です。
また、当院では脳ドックも行っています。
近年では歯を喪失し、噛むことが難しくなった人は認知症の発症率が高まるということも分かっています。これは噛むという運動機能で、脳血流の増加が認知症予防につながっているということです。
口腔の疾患が全身の病気の引き金であり、全身疾患の増悪因子ともなっています。
歯科疾患は虫歯、歯周病ばかりではありません。
口内炎は体調不良による免疫力低下、食事時に粘膜を傷つけたり、ウイルス感染などが原因で口内炎が発症します。
口腔がんは初期では粘膜が白くなったり、赤い斑点状のものが出来たりします。
多くは舌の側縁、歯肉、口腔底(舌の下の粘膜)に発症します。
喫煙、アルコール摂取、口腔清掃不良が原因とされていますので、口腔ケアーは必要不可欠なことです。
顎関節症は関節の動きが悪くなり、クリック音やざらざらした音がでて、開口障害や開口時と疼痛が発症して、噛むことが出来なくなります。
口腔乾燥症は唾液腺の病変で、唾液の分泌が悪くなります。
唾液分泌障害は糖尿病などの生活習慣病が悪化します。
味覚障害の原因は三叉神経異常、加齢、過度のストレス、全身疾患の部分症、薬物服用など様々な原因があります。
この障害は食事をおいしく食べることが出来なくなり、精神的にも障害が発生します。
咀嚼嚥下障害は食物をかみ砕き、一つの塊を作れず、飲み込むことが難しくなることです。
誤嚥性肺炎の危険性が高まります。
「むせる」ようになったら一度受診してください。
カンジダ症は口腔粘膜が白色ないし黄白色の苔状になります。
カンジダ菌は常在菌ですが、糖尿病、化学療法、消化不良、免疫不全などが原因でカンジダ菌が増殖し、発生します。
以上の病変が加齢と共に多くなってきます。
料金:6000円(税別) 時間:約60分
※印はオプションで各1000円